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株式会社アストコ > ブログ > 就労移行支援事業所の社長が語る、就職活動時の仕事選びのヒントと企業側が見ているポイント
2017年05月22日

就労移行支援事業所の社長が語る、就職活動時の仕事選びのヒントと企業側が見ているポイント

障害をお持ちの方で就職活動をしている方の中には、職種や業種選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

どんな仕事があるのか?自分にできる仕事は何なのか…?悩みは様々かと思います。

また、就職活動中に企業側がどんなところを見て採用を判断しているのかについても、やっぱり気になりますよね。

今回は、就労移行支援事業所の運営会社社長(弊社アストコの社長)から以前に聞いた、「就職活動時の仕事選びのヒント」と「企業側が見ているポイント」について、ご紹介してみたいと思います。

 

目次

1.仕事選びのポイント

2.面接時に見られているポイント

3.履歴書で見られているポイント

4.まとめ

 

1.仕事選びのポイント

多くの利用者さんや就職を目指している障害のある方から受ける質問として、「自分に合う職場に就職するには、どうしたらいい?」ということがあります。

この質問への回答として、弊社社長は、「自分に合う仕事を見つけるのは難しい。だから、絶対にこの仕事は自分には合わない・向いていない、という会社を選ばないようにすることが大切」と言っていました。

初めからやりたくないと思っている仕事や合わないと思っている職場だと、当然、長く勤めることも難しいです。

ですが、そうでない場合は、実際に仕事をしてみると意外と楽しく取り組めたり、自分に合っていると感じることもあります。

まずは自分に合わない仕事を候補から減らしていき、残った仕事の中で職場見学をしたり、担当者よりお話を聞いて、絞り込んでみると良いでしょう。

また、もしどうしても興味のある仕事が既にある場合は、その仕事について自分なりに調べてみて、知識を増やしたり、資格を取ってみるのも良いと思います。

 

2.面接時に見られているポイント

これもよく利用者さんから聞く質問で、「採用企業側は、どんなところを見て、採用の判断をしているのか?」についてです。

その答えとしては、「初対面で緊張はしていても、相手の目をしっかり見てくれる人は、自分の会社に欲しいと感じる」とのことでした。

自分の目を見ながら話をされると、真剣さが伝わってきて、話す内容に説得力が増します。

もしそれが難しいとしても、「言葉がないと伝わらないので、自分なりの方法で良いので言葉で伝えてほしい」ということも話していました。

緊張して面接や面談で話せなくなってしまう人もいると思いますが、緊張していて言葉がつかえてもよいので、面接官に伝えることが重要です。

面接は自分の思いを伝える場ですので、なぜ志望しているのか、入社後どんなことがしたいのか、どんなところで貢献できるのか、しっかり言葉にして伝えると良いでしょう。

たとえ緊張していたとしても、一言目を話し出すと、案外後の言葉は続くこともあります。

 

3.履歴書で見られているポイント

次に、提出した履歴書で企業が注目するポイントをご紹介します。

やはり、「自己アピール・志望動機」の欄を最も重視するようです。

また、書かれた字も、「大きくハッキリとした字を書いているか、丁寧に書くことができているか」を見ているそうです(現在は手書きではないものも多いですが、手書きの場合のお話です)。

自己アピール・志望動機の欄は狭く、自分がどういったことが得意なのか、入社後にどういうことをして貢献したいかを、簡潔に整理して書く必要があります。

たくさん書けば良いというものでもないので、1番伝えたいことを書きましょう。

書いた内容以外に伝えたいこがある場合は、面接の際に面接官に伝えることができます。

2.まとめ

以上の内容を整理すると、以下の3つに要約できます。

1.「絶対にやりたくない、という仕事は絶対に選ばない」

2.「面接時は相手の目を見て、自分の思いを伝えるようにする」

3.「履歴書は志望動機で自分の思いを簡潔に書く。また、相手が読みやすいよう大きくハッキリとした字で書く」

これらに気を付けると、就職活動がスムーズに進められるかもしれません。

就職活動の際のポイントはをもっと知りたい方は、就労移行支援事業所のプログラムを受けてみたり、専門スタッフに聞いてみるのも良いでしょう。

じっくり時間をかけて、自分のために就職活動をしていきましょう。