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株式会社アストコ > ブログ > 精神障害の方必見!“就労移行支援事業所の利用開始~就労までの理想的な流れ”
2017年04月21日

精神障害の方必見!“就労移行支援事業所の利用開始~就労までの理想的な流れ”

本コラムでは、精神障害の方々の“就労移行支援事業所利用開始~就労まで”の系譜を辿ってみたいと思います。実際に就労された方々の事例となりますので、就労されているという点で理想的な成功例と解釈して読み進めていただくこともできます。

就労移行支援事業所ブライトをご利用された場合、就労までには、【準備ステップ】、【実習ステップ】、【就活ステップ】の3つのステップがあります。それぞれのステップの大まかな内容並びにポイントをお伝えしていきます。

 

【準備ステップ】

利用開始された方は、皆さん準備ステップからスタートしていただきます。準備ステップの大きな目標としては、『生活リズム及び勤怠を安定できている』です。就労移行支援事業所を利用する前までは、自宅内外において、これといって特にすることもなく、場合によっては昼夜逆転した生活を送っている方も少なくありません。一方で、つい先日まで、学生として、若しくはサラリーマンとして毎日就学、就労していたという方もいらっしゃいます。しかし、環境変化に対して、敏感で比較的高い緊張感や不安感を抱く方々が少なくない状況を鑑みますと、先ずは、無理をせず週2日、3日の通所をお勧めしております。無理のない範囲で通所していだく中で、徐々に生活リズム及び勤怠安定を図っていただくとともに、座学やワークによる訓練を行い、自分自身のできること、できないこと、障害受容並びに障害理解を深めていただくステップとなります。

 

【実習ステップ】

このステップの大きな目標は「企業実習に参加して自分の職域を拡げたり、職業適性を図ったりすることができている」となります。就労移行支援事業所を利用する上で、「実習の機会がある」という点も大きなメリットとなります。ひとりの就職活動では、実際の企業でОJTの機会を得ることは難しいことです。弊社はグループ企業がありますので、そのスケールメリットを生かし、より幅広い実習先の確保ができる点も特徴にもなっております。実習内容に対して自己評価を行うとともに、実習先企業からの他者評価も加味しながら、自分に合った仕事を定めていきます。また、就労移行支援事業所ブライト外の環境にもご自身の心と体の状態が安定できるかどうかを確かめるよい機会にもなります。

 

【就活ステップ】

字義通り「就職活動を行い、自分らしさを大切に就労していく」ことが大きな目標となります。オープン(障害開示)の場合ですと、我々ブライトスタッフも前面に出てサポートすることが可能となります。例をお伝えしますと、履歴書等書類に支援機関として明記できる、面接の際に同席し、自己アピールのサポートができる、といった点が挙げられます。

面接官を前にした状況は精神障害の方の場合はより一層緊張感や不安感が高まりやすいシチュエーションと考えられます。頭が真っ白になり、全然自己PRができなかったということにならないように、“伴走者”として、隣にスタッフが同席し、極力、緊張感や不安感が取り除けるようにサポートします。面接管に求められた際など、必要に応じては、本人がなかなか言語化できない部分や日頃の訓練の様子を客観的立場として面接官にお伝えすることもあります。

本コラムのまとめとなりますが、これまでの就労された方々を拝見していますと、『無理をせず段階的に一連のステップ、流れを一歩一歩踏みしめて進んでいくこと』が結果として一番現実的且つ効率的にご自身の理想とする“働く”を手にする方法と言えそうです!