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長野県松本市のキッセイ文化ホールにて1月25日に開催された『合同企業説明会』に、参加いたしました。
今回は、近隣の市町村の企業を含め23社がブースを開き、就職を希望する障害のある方への職場説明会を実施しておりました。職種も事務関係の仕事から、製造、清掃、警備等様々な仕事がありました。
当日は、正確には数えておりませんが100名弱の方が説明会を聞きに参加されていたのではないかと思います。
皆さんは就職活動をする際にどこを重要視して選ばれるでしょうか?
通勤時間、勤務時間、休み、給与、仕事内容、職場環境・・・・などなど様々な項目があり人それぞれ違うと思います。
今回のような合同説明会で様々な企業の話を聞く機会は非常に貴重です。お一人で企業に申し込み、日時を調整して、お話を聞くと3社行うだけで2週間ぐらいかかるケースもございます。また、こういった合同企業説明会では、参加企業は開示をされているが当日まで、求人内容がわからないケースが多々あります。
当日、詳細な求人内容を見て、その場で聞きに行く企業を決めるために上記に記載した、“どこを重要視して求人を選ぶのか?”を明確にしておく必要があります。
ここで例えばAさんは、仕事内容と通勤時間を重要視して説明会に参加する企業のうち数社に聞きに行こうと決めたとします。30社ほどの求人内容を見てみると合致する企業が3社あったので第一希望から話を聞きに行き、2時間ですべての企業の話を聞くことができました。
もう一人のBさんは、重要視する項目を決めていなかったので、●社の給与は魅力的、△社の仕事内容は面白そう、□社の通勤時間は毎日通うことを思うと安心できる、と求人内容を見ながら30分ほど考え、3社の話を聞くことができました。
この両者では、聞きに行った会社の数は同じですが、決定的な違いがあります。それは、話を聞いた企業の情報を比較できるかどうかです。比較するためには自分の中での基準が必要であり、その基準があるAさんはしっかりと比較を行えますが、Bさんはそれぞれの会社で重要視した項目が違いますのでなかなか比較できないことが多いのではないかと思います。
上記はあくまで例であり、中にはBさんのように選んで、良い企業に巡り合えるケースもあるかと思いますが、もし皆さんも就職活動の中で合同説明会等に参加する機会があったら参考にしていただければと思います。