BLOG ブログ
企業実習とは、利用者が実際の事業所(企業)に赴き「働く」体験することです。そのねらいとしましては
① 職業適性の把握
② 職域の拡大
③ 心身の健康維持
上記が挙げられます。
職業適性の把握
実習先での取り組み(業務)に対する自己評価では、スピーディー且つ正確に取り組むことができたという自己評価を付けたとしても、実習先の評価はそうとは限らないかもしれません。
その逆もまた然りですが、いずれにしても、『自己評価と他者評価の乖離があるのかないのか』、あるのだとすると、『どういったところに乖離が生じているのか擦り合わせを行う』ことで、より現実ベースで自分の職業適性を見定める機会となります。
職域の拡大
就労(職種)経験が少ない方にとっては、職業観を醸成し「できること、できないこと」を確認したり職域拡大を図ったりすることで、より職業選択の幅を拡げることのできる機会となります。
心身の健康維持
企業実習の前段階ではセンター内での訓練をメーンとしながら、生活リズム及び勤怠安定を図る若しくは再確認して頂きます。一定期間内において、センター内での生活リズム及び勤怠安定を図ることができる(ご自身の立てた通所スケジュール通り通所できる)ようになったことが確認できた段階で、今度は、センターの外でも心身の健康状態の維持や継続ができるのかどうかを確かめる機会ともなります。
環境が変わると、緊張感や不安感が高まりそれ相当のストレス負荷が掛かる場合もありますので、就労を見据えた上で、転ばぬ先の杖として、予めご自身の環境変化から生じるストレスに対する耐性や閾値を確認しておくことが大切です。その上で、セルフケアできること、できないこと、できない場合の合理的配慮を考えていくことが、生産的な就職活動に繋がります。
ひとりだけでの、就職活動では企業実習の機会を得るのは困難です。ぜひブライトのサービスを最大限活用して、就職、その先にある理想の生活を目指してみませんか!?明日が輝くために・・・