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私は、去年から就労移行支援事業所ブライトまつもとで、支援員として働かせていただいています。
発達障害や障害をお持ちの方の支援をするという仕事は初めてで、まだまだ勉強中です。
今回は、発達障害の方を取り巻く環境の今と昔についてと、一支援員としての思いについて、お話させていただきます。
目次
1.昔の発達障害の方を取り巻く環境
2.今の発達障害の方を取り巻く環境
3.利用者の皆さんに対する思い
1.昔の発達障害の方を取り巻く環境
今は「発達障害」と呼ばれていますが、私が小学生の頃にもそういう子がクラスに1人はいました。
少し勉強ができなかったり、落ち着きがなかったり、チック症状が出ている子がいたのを覚えています。
あの頃は、「発達障害」という言葉もなかったので、変わった子というレッテルを貼られて、仲間外れにされたり、学校に来られなくなる子がいました。
その子やご家族は、いろんな苦労や辛い思いがたくさんあっただろうなと、この仕事に就いて思い出されました。
2.今の発達障害の方を取り巻く環境
今、発達障害は、先天的な病気ということで、社会的に認知されてきています。
芸能人やアスリートの方などでも、それを公表される方もいて、昔より優しい時代になったと思います。
障害のあることを公表できる世の中になり、認知が広がってきているこの時代に、就労移行支援事業所の支援員のお仕事はますます重要になってきていると感じています。
3.利用者の皆さんに対する思い
日々利用者の方々と接して思うことは、利用者の皆さんが“普通の方”と変わらないということです。
むしろ普通に社会生活を送っている人達より、障害をお持ちの方々の方がずっと心が純粋で、素直で優しく、真面目です。
人間ですから、誰でもできることとできないこと、得意なことと苦手なことがあり、それは個性の1つです。
支援員として、苦手なことは嫌にならない程度に少しずつ練習して、得意なことを見つけて伸ばしていくお手伝いができたらと思います。
多くの利用者の方々がコミュニケーションを苦手としていらっしゃいますが、訓練中に「報告、連絡、相談」の練習をしたり、お昼休みや休憩の談笑の時間を過ごしていく中で、だんだんスムーズにコミュニケーションが取れるようになってきます。
少しずつ練習すれば、個人差はあれど上達するものなのです。
就労移行支援事業所は、いずれ利用者の方々が卒業されていく訓練施設ではありますが、利用者の皆さんにとって楽しい居場所であって欲しいと思います。
私も子を持つ親として、1人の人間として、利用者の方々と共に楽しく成長していきたいと思っています。
最後に、私の個性は「お笑い」です。
「ルールを守って楽しい訓練」を心がけて、サポートさせていただいています。
就労移行支援事業所ブライトで、皆様のお越しをお待ちしています。