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心と身体の蜜なる関係
～心のリカバリーと身体のリカバリー 同時進行で行うのが効果的～
心にも身体にも不安なく自分のペースで、就労移行支援事業所に通うことが出来ていますか。出来ている方は引き続き通所して、その実績を就職活動に活用してください。
しかし通い始めたばかりの方のなかには、自分の思い通りに通所できていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その理由の多くは、体調が悪くて身体を動かすことが困難であったり、気分が落ち込んでしまい外に出ることが出来なくなってしまうことなどでしょう。
体調が悪い場合には体調面、心が不安定な時には精神面へのアプローチをしてリカバリーを図っていると思うのですが、それだけではなかなか調子を取り戻す事ができません。 片方だけに目が行きがちですが、実は心と身体はつながっており、それぞれが互いに影響を与え合っているのです。
健康な状態の時には下のように、心も身体も良いレベルで均衡がとれています。
このようにいつも健康的な状態でいられれば良いのですが、何らかの要因でどちらかが悪くなる事態が発生する可能性があります。ここでは心を例に挙げましょう。次の図では「いやな事」が起因して、心の満たされていた物が目減りしてしまい、その状態が悪いレベルにまで落ち込んでいます。
「いやな事」による心の状態の悪さがやがて落ち着いたとしましょう。しかし満たされていた物は減ったままの状態であるので、心の調子を回復させようと身体の満たされた物を心へと補充しようとします。
やがて次の図のように、時間が経つと心と身体が均衡した状態になりますが、元の高いレベルではありません。心の状態は少しは回復しますが、「いやな事」以前の状態までには戻っておらず、身体の状態も心を回復させるために満たされたものを排出してしまっているのでそのぶん悪くなり、全体的に調子が低いレベルとなってしまいます。
本当は心も身体も悪い状態であるにもかかわらず、身体の状態も悪い事に気づかず、心の状態だけが悪いと思い込みがちで心のリカバリーだけを行いがちです。
心のリカバリーだけを行っても、身体の状態も悪いので今度は逆に心でリカバリーしたものが身体の方に流れてしまいます。そうなると自分が思っているよりリカバリーを感じることが出来ずに心が乱されることとなり、リカバリーが進まない状態になってしまいます。
リカバリーをする時には、ダメージを受けた側だけでなく、もう一方も同時進行で行った方が良いのです。
心のリカバリー（リラクゼーションミュージックを聞くなど）をしながら身体のリカバリー（ストレッチやヨガなど）を同時に行うと良いでしょう。
ブライトでは心のリカバリーの方法やストレッチの講座を行っておりますので興味のある方は是非ともお問い合わせください。