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就労移行支援事業所ブライトまつもとに通う方の中には就職経験がなく「働くってなんだろう」と疑問に思っていたり、就労経験のある方は働くことに対して不安を感じたりしている方がいます。そのためブライトまつもとでは、就労に向けた支援としてさまざまなカリキュラムを提供しています。その中から今回は、企業を知る機会として行っている企業見学の様子について報告します。
TSUTAYA北松本店様を見学
今回の企業見学では、以前、見学してみたい企業の希望をとったところ意見が多かったTSUTAYA様を見学させていただきました。今回は10名の利用者が2グループに分かれて、各40分間ほどにわたり見学をさせていただきました。
普段は買い物客として利用している方が多いためか、仕事内容についてイメージがつきやすいようで質問が飛び交いました。それらの質問に対して、店長さんと店員さんの2名がお忙しい中時間を割いていただき、分かりやすく丁寧に答えてくださいました。また、普段入ることができないバックヤードを見ることができたことが驚きだったようで、入室させていただいたときには歓声が上がるほどでした。感想の中では、店舗で本にラッピングをしていた事実に驚いたという意見が多かったです。また、働く上での心構えとして挙がった「お客様に笑顔になっていただくことが大切」という言葉に心を打たれた方も多くいました。
企業見学は貴重な機会
通常であれば企業のことを知ろうと思っても企業の表側しか見ることができません。しかし、実際働くとなると見えない部分である内部にも仕事内容はあります。そうなると内部まで見せていただける企業見学は貴重な機会です。また、利用者にとって、ブライトまつもとスタッフからの声だけでは伝わりにくい「働くとは何か」を実際に働いている方の生の声や様子から知ることができたことは、就職に向けた訓練への糧になったのではないかと思います。
対応してくださった店長さんと店員さん、また、見学に至るまでの連絡調整時や見学時に対応してくださった店員の皆様が心温かく対応してくださり、安心した気持ちで企業見学をさせていただくことができました。社会人としての心配りを肌で感じ、学ぶことができました。今回の経験を、支援者として大切にしていこうと思いました。
今後もさまざまな業種職種の企業見学を計画しています。松本市周辺で就職を希望されている方はぜひブライトまつもとをご