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目次
1.最悪だ!と思ったとき
2.ある上司の助言
3.自分なりの気持ちの切り替え方を見つけよう
1.最悪だ!と思ったとき
働いていると、失敗やミスが起きてしまうことがあります。
特に準備を念入りにしていたのに予期できない要因で失敗してしまうことほど、悔しいことはありません。
例えば、『大事な顧客訪問があるので30分余裕をみて会社を出たけど、電車が大幅に遅延してしまい遅刻してしまった。』『イベントの準備をしていたが、外注の販促物の納期が遅れてしまい、イベントでうまく集客ができなかった』等、多々あると思います。
こういったときに上司や同僚から注意を受けたり、怒られたり、取引先の方の残念な顔を見たりすると、非常に落ち込んでしまうこともあるでしょう。
どうにかその場を取り繕っても、数日間その気持ちを引きずってしまうこともあります。
特に精神障害のある方は、「最悪だ、最低だ」と自分自身を責めてしまいがちかもしれません。
2.ある上司の助言
これまで10年以上福祉の現場で働き、現在就労移行支援事業所で管理者として働いている私自身、こういった経験を何度もしています。
ミスは続くものだといいますが、落ち込んだ気持ちを引きずっていると、集中できずミスを繰り返してしまうことがありました。
そしてミスをする度に、「自分は最悪だ、最低だ」という風に自分を責めることを繰り返してしまっていました。
そんな時、ある上司に助言されたことがあります。
「起きたことは仕方がないから、自分のことや状況を「最悪だ、最低だ」と思う気持ちを切り替えてみよう。
“最悪”という言葉は、“今までで一番悪いこと”を言うので、今までの自分の人生を振り返ってみて、本当に一番最低だったかを考えてみてほしい」
思い返すと、確かに今までもっと悪いことはありました。そして、こうも言われました。
「今最悪と思っていることが最悪ではないなら、落ち込んだ気持ちを切り替えて次に何をすればいいか考えよう。
もしそれが本当に一番最悪なことだと感じているとしても、それを数年後に思い返したときにも最悪だと思うまでは、本当に“最悪”かどうかわからない。
今はどうやったら状況をよくできるか、ということに気持ちを向けた方が良い」
これは気持ちの持ちようの話かもしれませんが、“最悪”という言葉は自分自身をすごく傷つけてしまいます。
だからこそ、こう言った気持ちの切り替えは大切だとその上司は言っていました。すぐにはなかなか腑に落ちませんでしたが、社会で更に数年働くと、実感してきました。
3.自分なりの気持ちの切り替え方を見つけよう
精神障害者の方や障害のない皆さんも、日々の生活や仕事の中で「最悪だ」と思うことがあもしれませんが、何かしらの気持ちの切り替え方を持てると良いですね。
上記の考え方も参考にしてもらえればと思います。
また、もし1人で悩んでしまうようであれば、就職後でも遠慮せずに就労移行支援事業所のスタッフに相談してください。一緒に解決方法を考えましょう。