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ブライトでは、利用者の皆様により良いサービスを提供するため、定期的に社内研修を実施しています。
人権・権利擁護について
今回は「支援者のための人権・権利擁護」というテーマで、福祉サービス利用者の権利擁護について考えました。
日本の旧来の福祉サービスは、最低限度の生活が保障できれば良いとしてきた部分がありましたが、現在は「その人らしく生きる」ことを達成するサポートをしていくことが、より重要視されています。つまり、虐待等の不当な扱いからの保護や最低限度必要な衣食住の充足といった「狭義の権利擁護」だけでなく、自分らしい生活を自分で創造する権利を保障する「積極的な権利擁護」が必要なのです。
ブライトは、誰もが「自分らしく個性を発揮しながら働く」ことへの支援を目指しているので、そのために支援者一人ひとりが何をするべきなのか、改めて考えさせられました。
利用者ご本人が本当に望むことを一緒に考え、計画を立てる、寄り添いながらの支援を目指したいと考えています。
障害に関する勉強会
また、障害者支援経験の浅い社員向けに、各障害についての勉強会も併せて実施しました。
以下のような代表的な障害の主な特徴、その障害のある人が抱える困難や必要な配慮等を学び、意見交換をしました。
■発達障害(自閉症スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害(ADHD)、限局性学習症/限局性学習障害(SLD)等)
■精神障害(統合失調症、うつ病、双極性障害等)
■知的障害(軽度知的障害、中度知的障害、重度知的障害等)
■内部障害
■てんかん
たとえ同じ診断名であったとしても、障害の特徴や困りごとはその人それぞれ異なりますので、それぞれに応じた支援や配慮が必要です。様々な心身の障害を正しく理解し、必要な配慮を考えながら、その方の人格と個性を尊重し向き合っていきたいと考えました。