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思わず見とれてしまう真っ赤なリンゴがたわわに実っています。
辺りにはリンゴの甘い香りが広がっており、ただこの空間に立っているだけでも幸せな気持ちにさせられます。
この場所へ来ると、安曇野市に生まれ育ってきた事を改めて素敵なことだなと噛みしめることが出来ます。
安曇野農産物PRwebサイト「美味礼賛」「帯刀農園」様ご紹介ページ
この日、エコミットあかしなのメンバーさんとさせていただいた作業は「玉回し」という作業です。
玉回し、というのはリンゴの日陰になっている側に日を当てるために1個、1個リンゴを回していく作業です。こうすることで真っ赤な美味しいリンゴになります。
この日玉回し初挑戦の私に帯刀農園様が「メンバーさん、みんな上手だから職員さんに教えてあげてね」と仰るとメンバーさんの中から「はい!」とお返事が返ってきました。
お褒め頂くだけあり、エコミットあかしなメンバーの皆さん、玉回しがとてもお上手です!
これは負けじ!と私も作業させて頂きました。
少しやらせていただき、気付いたポイントは「やさしく」です。
男役タカラジェンヌ風に
「リンゴさん?赤くなっているね。恥ずかしがっているのかい?お顔を見せてごらん…」
と、やさーしくリンゴのほっぺに触れ、半周くらい回し、こちらに向かせます。
緊張の一瞬です…!
力を入れすぎず、くるりん♪
赤くないほうがこちらを向きました。
これで反対側にも陽が当たり、真っ赤なりんごになります。
このくらい優しく、紳士的にお取り扱いすることがコツだなぁ、と途中から心の中でタカラジェンヌになりきって娘役のリンゴ様たちをエスコートさせていただきました。
ひとつひとつのリンゴに優しく触れていく中で、帯刀農園様に初めて来させていただいた日のまだまだ小さかったあの実がこんなにも大きく育ったことに感動し、また、農作物が私達消費者の手元に届くまでには本当に多くの手間暇がかかっているんだなと、感謝の気持ちにもなりました。
お昼ご飯は近くの公園でピクニック気分で紅葉を楽しみながらお弁当を頂きました。
コロナ禍でなかなか遠くへのお出かけは出来ませんが、なんだかとっても満たされた気分になれました。
「日常の中に特別をみつける事こそが大切だ」と教えてくれているのかもしれません…
(大自然に囲まれて、なんだか人間のスケールが大きくなったような気分になるという不思議。)
私達エコミットあかしなのハウス栽培も第二弾に向かっております。
みんなで美味しい作物を育てられるよう、また頑張っていきたいなと気持ちも新たになった一日でした。
帯刀農園様、ありがとうございました。