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「朝はいつもバタバタしてしまう…」
決められた時間をなかなか守れずに、いつも時間ギリギリになってしまったり、ついつい時間に遅れてしまってはいませんか?
今回は、そういったお悩みのある発達障害の方へ、改善のために役立つものとして、一日の行動を表として書き出し、スケジュール管理をする方法をご紹介します。
目次
1.一日の流れをスケジュールに落としてみましょう
2.それでもやっぱり朝は辛い…
1.一日の流れをスケジュールに落としてみましょう
会社に通う場合のスケジュールの組み立てを一例として挙げてみます。
①まずは、朝会社に到着しなければならない時間を具体的に設定します。
朝会社に到着する時間については、一般的には始業時間の前、15~30分程度の余裕を持って到着する事が好ましいと言われています。
まずはこの時間が何時になるかを設定しましょう。
②次に、会社までの通勤にかかる時間を確認します。公共交通機関や自家用車など、交通手段によっては天候などに左右され遅れる場合もありますので、あらかじめ余裕を持った通勤時間の設定をするか、天気予報を確認し、雨や雪の場合は早めに出発するスケジュールに変更をする必要があります。
③そして会社に到着する時間、通勤時間を考慮してさかのぼると、朝に家を出発する時間が決まってきます。
④朝出発する時間から、出かける為の準備の時間、朝食にかかる時間を逆算すると、起きる時間も何時にすればいいのかが決められます。
こうして立てた朝のスケジュール通りに行動すれば、時間とおり会社に到着できます。
また、場合によっては朝に突然お腹が痛くなってしまう事もあるかもしれません。
心配な方は10~20分程、出発までに余裕を持たせておくのも良いかもしれません。
2.それでもやっぱり朝は辛い…
朝の時間になかなか起きる事が出来ずに遅刻してしまうという方は、寝る時間から見直してみる必要があります。
ベストな睡眠時間は人それぞれで違いますが、日中働く方は基本的には夜更かしをせず、毎日なるべく同じ時間に寝るようにする事で、体のリズムも整ってきますので、朝も決まった時間に起きられる習慣が身についてきます。
以下、出勤までのタイムスケジュールの例です。
こうしたスケジュール表を見える所に貼ったり、スマートフォンなどのアラームや各種アプリを併用したりすることで、時間を意識する習慣ができ、遅刻しない生活リズム作りができるはずです。
就労移行支援所ブライトでも、こうした課題に対し、一人一人のニーズに合わせた支援を行っています。
ひとりだけで悩まず、私たちと共に考えていきませんか?