ご利用のブラウザは非推奨となります。

お客様がご利用のInternet Explorer は非推奨ブラウザのため
レイアウトの崩れや正常に操作できない場合があります。
Google Chrome、Edge、Firefoxでの閲覧を推奨しております。

BLOG ブログ

働く人々のイラスト
株式会社アストコ > ブログ > あなたは、通院先の主治医と良好なCommunicationをとることができていますか?Part1
2017年11月29日

あなたは、通院先の主治医と良好なCommunicationをとることができていますか?Part1

~自分にフィットした医療機関(主治医、薬)の選び方~

ブライトをご利用のおおよそ9割の方は、心療内科等の医療機関に定期通院されています。企業にとっては、ブライトのような就労移行支援事業所など“支援者の存在”と併せて医療機関からの“就労に対する承認”を得られていることも採用する上での重要ポイントとなっています。オープン求人枠からの採用な訳ですから、「病状は安定しているか?(就労できるレベルなのか?)」、「服薬管理はできているか?」、「病気の症状が表れた際に速やかに必要な加療を受けることができるか?」など、企業が就労に際して、医学的側面からのエビデンス(根拠)を求めることは、客観的にみても賢明なアクションと考えます。

ここで、就労を目指して本コラムをお読みいただいているみなさんにお尋ねします。

「あなたは、通院先の主治医と良好なCommunicationをとることができていますか?」

ここでの“主治医との良好なCommunication”と は、「主治医に対して日々の状態(外面)や 情態(内面)を正しく伝えるとともに、病気 (障がい)について伝えたいことを伝えられ ていること」と定義しておきます。
著書が利用者からお話をお伺いする中では、「一回の診察で2,3分しか時間を設けてくれない。本当はもう少し話をきいてほしいのに忙なかなか言える雰囲気ではなくて…」というように、主治医と良好なCommunicationが とれていない状況が見受けられます。
また、著者自身が数々の通院同行をさせて頂いた中でも、そのような状況を目の当たりにする機 会は少なからずありました。「病状がとても 安定していて前回の診察から特段の状態や情 態に変わりはなく、病気(障がい)について 伝えたい(知ってほしい)というのもない」ということであれば、問題ないと思われます が、そうでない場合には、状況を改善するこ とを強くお勧めします。なぜならば、診察時 に主治医に必要な情報が伝えられていないた めに、正しい診断及び診療がなされていない 可能性が高いからです。このような状況では、冒頭でお伝えした医学的側面からの就労に対 してのエビデンスも弱いものになってしまい 結果的に実態との齟齬が生じてしまうのです。齟齬が生じるということは、仮に就職できた としても、就労継続が困難となり退職を余儀 なくされるリスクが高くなると言えるでしょう。

ここまでで、就労に際しては“主治医との良好なCommunication”がなぜとても大切なのかということをご理解いただけたかと思います。

次回のコラムでは、どのように“主治医との良好なCommunication”を築いていくのかについてお伝えいたします。

それでは、また次回!