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就労移行支援事業所ブライトまつもとサテライトでは、障害のある方が一般就労へ向け、社会に必要なスキルや知識を日々の座学講座を通じて学んでいます。
今回は、実際の職場などでもある、「会議」についての訓練を積める、グループワークについてご紹介いたします。
利用者主体の会議トレーニング
サテライトでのグループワークは、基本的には利用者の方々が主体となった会議トレーニングのことです。皆さんの中から、「司会」、「書記」、「発表者」を決めていただき、テーマにそって会議をしていただき皆さんで答えを導き出していただきます。
役割を持つことで当事者意識が芽生える
役割を持った方は、自分の役割にしっかりと責任をもち会議に参加していただきます。
例えば、「司会」の役割を持ったのなら、皆さんから意見を求められるように進行していただき、合わせて時間内に答えを導き出せるようにタイムキーパーも行っていただきます。 また、「書記」の役割を持ったのなら、出た意見を皆さんの見やすい字でホワイトボードに書いていただき、最後に出た意見をまとめていただきます。
「発表者」は、まとまった意見を皆さんの前でわかりやすく発表していただきます。
このように、ご自分から積極的に会議に参加していくことで役割を全うすることができるのです。
気遣いのコミュニケーション
グループワークは利用者の方々が主体です。皆さんの中で役割を決めて行う会議トレーニングです。いわば、チームともいえます。
「自分はこう思うから、他の人もそうだ」や「自分は役割を持っていないけど、○○役は得意だから自分がその役割をやってしまおう」など、独りよがりな言動ではなく、「自分はこう思うけど、他の方はこう思うんだ」や「自分は役割を持っていないけど、○○役の方少し困っているから、こうしたらどうですか?と提案してみようか」など、自分と違った意見が出ることを知り、相手を認めることで周りに配慮したコミュニケーション能力も合わせて学ぶことができます。
社会に出ると、皆それぞれ役割があり、その役割を自分事として受け止め行動に移していくことが大切になっていきます。そんな時、周りに対する気遣いなども必要な場面もでてくることでしょう。
そんなスキルをぜひ、ブライトまつもとサテライトで一緒に練習してみませんか。
ご興味のある方、お気軽にお問い合わせください。